日本の山百選(中部&北陸その1)

魚沼駒ヶ岳

越後駒ヶ岳の呼び名が一般的で、八海山、中ノ岳とともに越後三山(魚沼三山ともいう)と呼ばれる。

駒ヶ岳が主峰。八海山を上ノ岳と呼ぶのに対して駒ヶ岳を下ノ岳と呼ぶこともある。三山の中でもっとも標高が高いのは中ノ岳。

山頂付近は高山植物の宝庫で、雪渓とのコントラストが美しいなど、山容は見事だ。

石碑の並ぶ山頂からは水無川の源流と、その向こうにそびえる八海山、さらに奥只見湖や、遠くには上越国境の最高峰、平ガ岳も展望できる。

 

   

 

 

    

 

会津駒ヶ岳

会津を代表する明峰で、平坦な尾根と山頂に大小の湿原をもつなだらかな草山。

越後三山の展望がよい。

山頂には一等三角点が置かれ、尾瀬の山々はもとより南会津、日光などすばらしい眺望が広がっている。

高山植物の宝庫としても知られ、ハクサンコザクラ、チングルマ、コバイケイソウ、アズマシャクナゲなどの可憐な花が、登山者の目を楽しませてくれる。

日本百名山のひとつ。

平ヶ岳

越国境の最高峰,奥利根源流域にある。

昭和40年に鷹ノ巣からの登山道が整備されるまでは、ほとんど訪れる人がなかった。

現在でも交通が不便でアプローチが長いため登山客は比較的少なく、静かな登山が楽しめる。

名前の通り、平たい頂上一帯が湿原で、池塘や花畑、奇岩の玉子石など見所が多い。

木道の敷かれた頂上を散策しながらの展望は、明るく開放的で素晴らしい。

 

   

 

 

   

 

巻機山

標高は巻機山1967メートル、位置 新潟・群馬県境 越後山脈巻機山の名前の由来は、機の神様を祀ってあるという説がある。

巻機山というやさしい名前と共に、この隠れた美しい山を、
上越国境中の一名山として挙げられる。

山頂一帯はゆるやかで、龍王ノ池をはじめ、池塘が点在する。

ハクサンシャクナゲ、ナンキンコザクラなどの花が咲き乱れる場所としても知られ、紅葉の時期も美しい。

火打山

日本有数の豪雪地帯で黒沢・高谷池・天狗ノ庭の湿原には高山植物が豊富である。

高谷池から天狗ノ庭まではハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ、アオノツガザクラの群落が見事だ。

また9月終わりから10月初めにかけての天狗ノ庭の池塘に写る紅葉の火打山は絶景である。

 

   

 

 

    

 

妙高山

妙高山の歴史、別名「須弥山」という山、古来日本では、山岳を山霊あるいは祖霊のすみかと考え、また農耕に欠く事の出来ない水の神が宿る場所と考えていた。

そのため妙高山も古くから信仰の対象として山の神と仏教の思想とが習合した信仰のあつい山であったようです。

例えば、妙高山の別名を仏教の世界観で世界にそびえたつ高い山「須弥山」(しゅみせん)と言う。

この「須弥山」をさらに調べてみると「世界の中央にあり、山海周囲にめぐり、山の高さ、水面より八方由旬、縦広亦之に同じ、日、月これを廻り六道、四生、廿五界あり、みなこれに位せり、山腹に須弥海あり、四囲の八山七海と合って
九山八海の称あり」とあります。

雨飾山

糸魚川と接する県境の山で展望が素晴らしく、北アルプス、日本海もよく見える。

ブ ナを中心とした鬱蒼とした森が、夏でも涼しく快適で、はじめはきれいな川の流れな どを眺めながら、ゆったりと登っていける。

途中急な所もあるが、荒菅沢まで来ると ひと息つけ、ここからしばらく急な登りが続く。

林の中を通り、岩場を過ぎると笹 平を直前にお花畑が広がる。

頂上からは北アルプスの山々に日本海が望め、その眺望 は見事だ。

雨飾山の北東に天狗原山と金山があり、あまり知名度はなく、登山道の整備などもあ まりされていないが、知る人ぞ知る穴場的存在だ。

花や緑はたくさんあるし、人があ まり踏み入れていないところがいい、とツウは語る。

    
 

   

 

苗場山

秋山郷のシンボル苗場山(標高2145m:日本100名山)は長野県と新潟県の県境にまたがるどっしりとした量感の雄大な山。

600ヘクタールにおよぶ大湿原には、大小無数の池塘が水をたたえ、コバイケイソウ・チングルマ・ワタスゲ・ドウダンツツジ・シャクナゲなどの可憐な高山植物が迎えてくれます。

谷川岳

谷川岳は清水峠から茂倉岳、一ノ倉岳から万太郎山平標山(たいらっぴょうやま)、三国峠までを上越国境沿いに結ぶ谷川連峰の中心的存在にあたります。

標高は1977m、日本屈指の岩場で、その特殊な地勢と気象は日本アルプスの3,000m級の高山に匹敵するパノラマを誇ります。

稜線からの展望も素晴らしく、夏の縦走路ではお花畑を随所で見ることができる。

谷川岳へはロープウェイとリフトを利用すれば比較的楽に登山できることから、子供から中高年まで多くの登山者でにぎわいる。

山頂からは東に燧岳(ひうちがたけ)と日光連山、さらに南には赤城山と榛名山が、また西には仙の倉山と苗場山、晴れた日には富士山や日本海まで見渡すことができます。

 

   

 

 

   

 

高妻山

高妻山は百名山ブームで多くの登山者が登っている。

この山は11世紀に修験者・山伏により開かれた山だ。

多くの修験者が戸隠連峰を修験道場として修験に励んでいた。

一不動から乙妻山は難関コースとしてあったされている。

その名残が今でも、―不動、二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七薬師、八観音、九勢至、十阿弥陀と一丁目ごとに仏名を刻んだ石祠か置かれている。

草津白根山

志賀草津道路の白根火山レストハウスを基点に北側の湯釜に行くのが観光客、山歩きの好きな人は反対側の本白根を目指す。

白根と名がつく山は北岳などの白根三山、日光白根(奥白根)とこの草津白根(本白根)があり、混乱を避けるため呼び名をたがえてある。

それを白根山((2160m)としているが、今は登路が地図に記されてはいない。

「草津白根山は絶頂を極めて快哉を叫ぶといった山ではない」 「この山の特色は頂上よりむしろ断崖をなした火口壁や火口湖の妙に
あるこの山域一帯が百名山と言ってよいだろう。

 

    

 

 

   

四阿山

四阿山にもカモシカが棲息している。

運がよければ出会えるかもしれない。

この動物は好奇心が強い。

出会ってもすぐには逃げず、しばらくこちらを見ている。

この好奇心が災いした。

昭和二十年代の猟師の話だ。密漁に二人で出かけ、見つけると一人がその前で踊って見せ、見惚れているのをもう―人が横からズドンとやるそうだ。

昭和三十年に特別天然記念物に指定され、密漁は影を潜めた。

浅間山

長野県と群馬県の県境にそびえ立つ雄大な姿と 四季折々の美 しさは、昔から多くの人々に親しまれてきました。

上信国境の長いトンネルを 抜けると、この優美な姿を車窓に見ることができる。

山頂よりの展望は、標高(2,568m)のわりには独立峰のため素晴らしく遠く日光連山、白根山、四阿山、日本アルプス、八ヶ岳、妙義山、荒船山そして富士山などが望めます。

 

    

 

    

美ヶ原

松本市の東方、武石村の西の端に位置する標高およそ2000mの広大な高原台地である。

火山が台地に変わり、そして、隆起して高原になったと考えられている。

日本アルプスの連山を眺望するには絶好の場所である。

2,034mの最高峰、王ヶ頭(おうがとう)を中心に16km四方の大草原が広がっている。

夏季には一帯は300種もの高山植物が咲き乱れている。

レンゲツツジ、ニッコウキスゲ、マツムシソウ、スズラン、コケモモなどの群落もあります。

数百頭の乳牛も放牧されていて、まさに牧歌的な情緒がたっぷりである。

その高原も秋には、黄金色の草原に変わります。

蓼科山

蓼科山標高は2,530m、位置は長野県茅野市北東、蓼科山は円錐形上に更に円錐丘を載いた複火山で、この円頂はどこから望んでも端正な形を崩さず、蓼科山が名山として讃えられたゆえんでもある。

別名を諏訪富士といい、島木赤彦他「アララギ」の歌人たちによって、秀れた歌が生まれている。

山頂は、大きな岩がころがる火口跡で展望がよい。

南麓には、蓼科温泉郷がある。

 

   

 

     

霧ヶ峰


霧ヶ峰は標高1600〜1900mにあり、年間平均気温は5.8℃で北海道と同じような気温でである。

そのため夏の7、8月は多くの花々が一斉に咲き、色とりどりの花を見ることができる。

湿原の周囲の草原は亜高山(標高1500m〜2000m)性の植物が豊富で花の宝庫となっており、湿原をとりまく木道やハイキングコースでは、色鮮やかな花々を間近で見ることができる。

また、秋の草紅葉も素晴らしく、草原ならではのコントラストが鮮やかである。

なお、霧ヶ峰の八島ヶ原湿原、車山湿原、踊場湿原の三つの湿原内は、いずれも湿原保護のため木道がありません。

湿原内の植物等を観察するには、周囲の木道から双眼鏡・望遠鏡などを利用する必要 があります。湿原や草原は積雪期も立入禁止になっています。

八ヶ岳

長野、山梨両県の県境付近から北に広がる広大な火山群。

フォッサマグナ中に噴出した富士火山群の一部で、主峰は赤岳(2,899m)。

輝石安山岩系の溶岩と集塊岩からなる。ニューで型の火山で山頂付近は針葉樹におおわれ、裾野は草原で東、南、西の三方に野辺山原、富士見高原、俎原が広がる。

山頂からの富士山、北アルプス、南アルプスの眺望はすばらしい。

裾野は高原野菜の栽培と牧場に利用されている。

東側斜面には稲子湯、西側山腹には奥蓼科温泉郷があり、松原湖、白駒池、双子池などがある。

八ヶ岳中信高原国定公園に属する。

    
 

    

 

白 山

石川、岐阜県境にある山、標高2,702m、トロイデ型の火山で、白山火山帯の東縁に位置し、ジュラ紀の頁岩層を基盤に御前峰(2,702m)、剣が峰(2,680m)、大汝峰(2,680m)の3峰がそびえる。

千蛇ヶ池、みくりが池は爆裂火口と考えられ、南東部には溶岩流が弥陀ヶ原を形成して、日本三名山の一つとして奈良時代泰澄が開山し、古くから信仰の山として登山者を集めた。

御前峰には白山神社、大汝峰にはシラヤマヒメ神社奥院があり、ジュラ紀の化石、珪化木、特別天然記念物の噴泉塔群、ライチョウ、クロユリなど各種の高山動植物が見られる。

白山国立公園に属する。

荒島岳

奥越高原県立自然公園のほぼ中央、和泉村と大野市にまたがってそびえる荒島岳は、その秀麗な山容から「大野富士」とも呼ばれる奥越の名峰です。

この山は泰澄大師によって開山されたと伝えられ、古くから信仰の山として崇められ、山頂には「荒島大権現奥の院」が祭られています。

福井県内では唯一の「日本百名山」に選ばれた山です。

独立峰で、四方にさえぎるものがなく、360度展望がよく、北アルプス峰々から白山、美濃、県内の山々を一望することができます。

 

   

 

 

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